夏になると、どうしても食欲が落ちてしまったり、だるさがあったりと体調がすぐれないことがあり、しんどい時期ですよね。
夏野菜って夏バテに効くってこと知っていますか?
ここでは、夏バテに効くというオクラについてご紹介していきたいと思います。
オクラのネバネバパワーで乗り切りましょう!!
オクラが夏バテに効果がある理由
オクラといえば、ネバネバしていますよね。そう、あのネバネバが夏バテに効果があると言われているんです。
ネバネバは、ペクチンとムチンというものでそれぞれ効果があります。
1.ペクチン
ペクチンとは、りんごや柑橘系に含まれる食物繊維の一つで、水溶性と不溶性のものがあります。
効果:・ブドウ糖の摂取を抑え、血糖値の上昇を抑える
・腸内の善玉菌である乳酸菌を増やすので、便秘や下痢を解消
・腸内環境を整え、栄養の吸収を促し、疲労回復をする
2.ムチン
ムチンとは、糖質とタンパク質が結合したもので、体の中にもある成分です。消化欠かんなどの粘膜を覆う粘液の主成分です。
効果:・胃粘液を保護し、胃が荒れるのを防ぎ、胃潰瘍や胃炎の予防や改善します。
・タンパク質分解酵素を含み、タンパク質を効率よく消化・吸収し、疲労回復します。
・胃粘膜を丈夫にするので、風邪などの感染症にかかりにくくすると言われています。
・粘膜が保護されるので、アレルギーの症状を改善したり、予防したりします。
この二つが主に、夏バテに効果があると言われています。
オクラはこれだけではなく他にも栄養素が含まれています。
オクラの栄養素がすごい!!
・βカロチン
きゅうりよりも2倍、レタスの3倍も含んでいます。
βカロチンを豊富に含んでいると、視力の維持や髪の毛の維持に効果があります。また、心筋梗塞や動脈硬化を予防する働きもあります。
・カリウム
カリウムは、細胞の浸透圧の維持調整をする働きがあります。この効果がむくみ解消につながります。
また、ナトリウムの排出を促し、血圧上昇を抑え、高血圧の予防します。
・ビタミンB1
炭水化物をエネルギーに変える時に必要な栄養素で、神経や筋肉を正常に保つ働きをします。
・ビタミンB2
脂質の代謝を助ける効果があるため、ダイエットに効果があります。また、皮膚や髪、爪などの細胞の再生に働き、肌荒れを防ぎます。
・ビタミンC
抗酸化作用があり、活性酸素から細胞を守るので、肌の老化を防ぎます。体内の色々な代謝に関わっています。
メラニン色素を抑制するので、シミの予防や改善を促します。
・カルシウム
骨の健康などに欠かせない成分で、骨粗鬆症の予防に効果があります。
オクラの夏バテに効くレシピの紹介
オクラがどれだけ優秀な食材であるかわかっていただけたと思いますので、次はレシピの紹介をしていきたと思います。
オクラに含まれるムチンは、熱に弱いので、そのまま食べるのが1番です。
1.オクラご飯
ご飯の上にオクラを乗せるだけのレシピです。
☆材料
・オクラ 2本
・かつお節 少し
・醤油 適量
☆作り方
①オクラを小口切りにします。
②オクラにかつお節をかけ、醤油で和えます。
③②をご飯にかけて食べます。
超簡単ですが、美味しいですよ~。
2.オクラの酢の物
酢であえるだけなので、簡単さっぱりなレシピ
材料
・オクラ 10本
・しらす 適量
・ポン酢 大2
・酢 大1
・砂糖 ひとつまみ
作り方
①オクラをしっかりと洗います。
②オクラを小口切りにします。
③ボールにポン酢、酢、砂糖を混ぜ合わせ、オクラとしらすをいれます。
④完成
3.ネバネバ効果で夏バテ防止レシピ
オクラ・長芋・納豆を使った最強のネバネバご飯を紹介します。
☆材料
・オクラ 3本
・長芋すりおろし 大6
・納豆 1~2パック
・ご飯 適量
・ミョウガ 1本
・梅干 適量
・ちりめんじゃこ 適量
・ごま、一味 少々
☆作り方
①オクラとミョウガは細かく切ります。
②長芋はすりおろします。
③ご飯をの上に長芋、オクラ、ミョウガ、納豆を盛り付けます。
④最後にごまや一味をかけて醤油をかけて食べます。
ムチンが沢山取れるので、夏バテ効果が上がります。ぜひお試し下さい。
最後にオクラと一緒に食べるといい食べ物があるので参考までに紹介しておきます。
食べ合わせの食材 | 得られる効果 |
椎茸、ブロッコリー、白菜、トマト | 肥満を予防、ガンを抑制 |
玉ねぎ、いわし、こんにゃく、鯖、さんま | 高血圧予防、老化の防止 |
豚肉、鶏肉、牛肉、卵 | スタミナ・免疫力をあげる |
山芋、納豆、なめこ、昆布 | 滋養強壮 |
まとめ
夏バテには、生のオクラと覚えておけば夏を乗り切ることができると思います。
今年の夏はオクラを積極的に取り入れてみてくださいね。
それでは良い夏をお過ごし下さい(*´∀`*)
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