今回はお歳暮を贈りたいけど喪中の場合はどうしたら良いのか。
迷う方もいらっしゃいますよね。
喪中の時はどうしたらいいのか?
お歳暮って送っていいの?ってところを解決します。
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お歳暮の意味とは? - 喪中のお歳暮のマナーって?!
- 喪中の時、お歳暮はのしを変える必要があるの?!
- 最後に、、、
お歳暮の意味とは?
お歳暮とは、1年の締めくくりとして、また新年を迎えるにあたり「よろしくお願いします」という気持ちを込めて日々お世話になっている方々に贈り物をすることをいいます。
日々お世話になっている方なので人それぞれ異なると思いますが、両親、義両親などの親戚、上司、取引先、仲人、習い事の先生なんかが考えられます。
またお歳暮を贈る時期もマナーとしては重要で、だいたい12月上旬から20日くらいまでとされています。この時期を過ぎ年明けになってしまうと「お年賀」として贈るようになり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までと言われています。
そしてその時期も逃してしまうようであれば、「寒中お見舞い」や「寒中御伺」として、2月4日までに届くように贈るのが一般的です。
それでは喪中の場合はお歳暮はどうなるのか?!以下でお話していきたいと思います☆
喪中のお歳暮のマナーって?!
喪中とは、親族などが亡くなった時に、その死を受け入れて、それを悲しむ人たちが故人の冥福を祈りながら慎ましやかに生活をする一定期間のことです。
この時期は年賀状や、門松や鏡餅などのお正月飾りを控えたり、一般的に禁止のようになっていることがあります。
お祝いを避けるというイメージがあるので、お歳暮は年末年始のこの期間と重なることから、避けた方が良いのではと迷われる方も多くいらっしゃると思います。
ですが結論から言うと、喪中の時のお歳暮は問題はありません。贈る側、受け取る側、どちらも問題はありません。
これは、お歳暮の本来の意味は上記で説明しましたように、日々お世話になっている方の感謝を表すものであり、何かをお祝いするものではないからです。
ですが、注意点として、受け取る側が四十九日を迎えていない場合には、贈ることを控えたほうが良いようです。
喪中は自分だけではなく、相手が喪中のことも考えて贈り物をすることがマナーであると思います。
また、生前お世話になってたとしても、亡くなった人宛てに贈らないというのも、残された家族を悲しい気持ちにさせないために控えることは、マナーとなるでしょう。
そして、お返しについてですが、お歳暮は日頃の感謝のために贈られるものなので、基本的に必要はありませんが、お礼状を出すのは当然です。喪中でもお礼状は必要ですが、喪中の方からお歳暮が贈られてきた場合は、お祝い事を連想される文章は書かない点に注意が必要です。
そしてお礼状は、3日以内には出すようにしましょう。
知識として、喪中の方にお歳暮を贈るにはどのようなものが良いのか。
おめでたい物は避けた方が良いと考えられますので、紅白のもの、お酒、お肉などは控えるのが無難でしょう。
喪中の方へは、仏壇にもお供えすることが出来る、お菓子類や果物などが良いと思います。
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喪中の時、お歳暮はのしを変える必要があるの?!
通常の場合と比較して覚えていきましょう。普通は、蝶結びののし紙を用います。上部に「お歳暮」そして下部に「名入れ」の表書きをします。
贈る側、または受け取る側とどちらかが喪中の場合は、のし紙を使わずに、白の奉書紙を使うのがマナーのようです。
通常の時と同じく、上部に「お歳暮」そして下部に「名入れ」の表書きをします。
また、デパート等で購入する時には相談し、外のしとして紅白の立派なものは用いずに、短冊のしや簡易のしなどのシンプルなものにするのも、心遣いが伝わると思います。
最後に、、、
お歳暮は日々の感謝をするものであり、お世話になっている方に贈り物を贈ることによってそれを表現することが出来る、人と人との繋がりにはとても大切なものであると思います。昔からある風習ですので、人々は繋がりを大切に日々生活をしていることがわかります。
お祝いではないので、贈り手、受け取り手が喪中であっても届けて問題がないことはわかりましたが、やはり大切なのは思いやりです。
贈りものの品であったり、のしであったり、気遣うことでその気持ちを表現することは大切であると感じました。
そしてそれを表現することによって、親族を亡くされ辛く悲しい気持ちになっている方にも、スッと温かい気持ちが入ってくるのではないでしょうか。今回学んだこの知識を大切に、普段からお歳暮を贈っている方も、社会人となったばかりの方も、お歳暮とは人と人の繋がりの大切さである、という初心を意識していただきたいと思います。
その思いによって、お歳暮を贈る意味というのが、だいぶ変わってくるでしょう。今回この文章を目にした方が、お歳暮についての情報と知識を習得し、自分自身の人との関わりにおいて、「お歳暮」を活かせることを願っています。
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