お正月にお供えした鏡餅。神様からのありがた~いお下がりであるお餅を、毎年、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。
そういう私も、そのひとりで、毎年、鏡餅をお開きした後、ぜんざいにしていただくことを楽しみにしています。
そんな神様からのお下がりである鏡餅、
「鏡餅、おさげした後、食べ忘れた!どうすればいい?」
「ほったらかしにしてしまったオモチ、賞味期限ってあるのかな?」
「オモチにカビが…。食べたらおなか、こわすかな…。」
毎年、最後になっちゃう鏡餅やたくさん買いすぎて余ってしまったオモチ、捨てずにきちんと食べるコツ、ご紹介していきますよ~。
【餅の賞味期限はどのくらいなの?】
最近のオモチは、個包装になっていたり、真空パックになっているものもお店でよく見かけますね。
特にサイズの大きい鏡餅の場合、真空パックになっているとヒビ割れやカビが生えてくるって心配もなくなるので、とっても人気です。
真空パックは、賞味期限が2年くらいなので、かなり長期に常温で保存ができて、安心です。
生のオモチは、残念ながらすぐにカビが生えてきます。
早ければ、3日間くらい過ぎると、ポツポツと生えてきたカビを見つけ、「え~っ、もうカビが生えてきたの!」ってびっくりした経験も、皆さん、結構あるんじゃないでしょうか。
賞味期限を「味を損なわず食べることのできる期間」と考えた場合、生のオモチは、冷凍保存が一番オススメです。
でんぷん質が多いのがオモチ、残念ながらでんぷん質は劣化しやすいので、冷蔵庫だと味が変わる心配がありますね。
それに冷蔵庫に入れたからって、カビが全く生えないなんてことは、ありません。
ですので、冷蔵より冷凍をおススメ。
冷凍庫でも味の風味が落ちてくることを気にせず、食べることが出来るのは、1か月間くらい。
多少、風味が落ちても気にならないという人は、1年間くらいは保存が効きますよ。
解凍は、自然解凍が一番オススメ。
食べる半日から1日前に冷蔵庫に移して、自然解凍してから焼いたり煮たりしてください。
自然解凍をおススメするのは、お餅に中まで火を通す工夫ですね。
【餅にカビを生やさない工夫】
年末から新年にかけて、だいたい15日間ほど、鏡餅って、神様にお供えしていますね。
お飾りするのが12月28日、鏡餅のお開きが1月11日なので、15日間ですね。
その間、空気に触れた状態でお供えしていますので、湿気が多いとカビてきて当たり前かもしれません。
空気が乾燥しているので、ひび割れしてくることもよくあると思います。
ちなみに鏡餅をおさげすることを「鏡餅をお開きする」と言います。
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が3つ続くゾロ目で縁起が良いとされているので、1月11日に神様にお供えした鏡餅
をおさげします。
お餅は生ものなので、空気に触れた状態に置いておくと、どうしてもヒビ割れやカビは避けることが出来ません。
そこで重宝するのが、焼酎。
「えっ、焼酎?」って思った人、実は、焼酎を塗っておくと、お餅のヒビ割れやカビが生えてくるのを防ぐことができるんです。
カビが全く生えないってことではないのですが、長持ちしますので、鏡餅全体に薄くまんべんなく塗るといいですよ。
焼酎を塗ることが面倒に感じる人は、最初から、真空パックになった鏡餅や個包装のお餅を購入するようにした方がよいでしょう。
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【餅のカビの取り方は?】
お餅の表面についてしまったカビ、一番簡単にきれいに撮る方法は、お水に浸して表面をやわらかくしてから、タワシでこすって取る方法です。
カビをこする時は、流水でね。
ここで、注意するポイントがあります。
カビをこすって取っていると、意外と中の方までカビが生えていたって気がつくことがありませんか?
カビの根って、結構深くまで入っていることもあり、そうなると「食べることが出来るのかな?」って心配になりますね。
表面だけではなく、お餅の中までカビがあった場合は食べるのは、やめておきましょう。
体調がすぐれない時、また小さな子どもさんや妊婦さんは、具合が悪くなっても大変なので、もったいないですが、捨てるようにしてください。
ちなみにカビを包丁で取る人もいますが、乾燥したお餅は意外と固いので、削りにくいです。
怪我をしても大変なので、お水でふやかしてから、タワシでこするやり方が、一番手っ取り早く簡単です。
【最後に】
いろいろご紹介してきましたが、年の初めに食べるお餅、できるだけ無駄なく食べ切るコツは、「ちょっと少ないかな…」と思うくらいの量しか、買わないということ。
年末にお餅を買う量を少し控えて、「あっ、お餅が足りない」ってことになっても、お正月明けの初売りで、お餅って安くなっていることが意外と多いんですよ。
なので、お正月三が日くらいで食べることが出来る量を買うことをおススメします。
お餅を買いすぎて、カビを生やすより、本当に必要な量を購入した方が、食材のムダも出ませんね。
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